続、日光山秋峰修行を行ないました

中禅寺(立木観音)で御法楽の後、入峰採灯大護摩と火生三昧(火渡り)を行ないました。道場準備の時大雨だったため道場荘厳(かざり)も山中のようにシンプルなものにしました。ちなみにこの中禅寺の地は、歌ケ浜といい勝道上人の前に天女が降り歌い舞った地といわれ、吉祥天が祀られています。この御寺には、波之利(はしり)大黒天、愛染明王、五大明王等の諸尊が祀られています。

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お祓い作法

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床堅作法

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願文

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火生三昧(火渡り)

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9月19日のおねり法楽(山内巡拝)は日光郷土センターから出発しました。日光の街を行列し、神橋を渡りました。この橋の手前上には明星天子が祀ってあります。橋の向かいには深砂大王が祀ってあります。勝道上人が大谷川の瀑流を渡りあぐねていた時、深砂大王が現われ手に持つ蛇を投げると蛇が橋になったそうです。しかし蛇ですので渡れずにいると、山菅が生えて蛇を覆ったため上人達は渡ることが出来ました。これによってこの橋を山菅の蛇橋とも呼びます。

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神橋を渡る

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長坂を登り山内に

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中山通りを行道

山内参道を行く

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新宮(二荒山神社)で御法楽

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山内行道

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東照宮で念佛御回向

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輪王寺御本坊へ

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御本坊で御法楽の後出発

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輪王寺黒門

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輪王寺三仏堂で御法楽

本年の秋峰修行は、大変な降雨でしたが、日光大権現、御山の神仏の御力を感じることが出来た修行でした。特に大護摩の時だけ雨が完全にやんだことは本当に有難く感謝致しました。日光大権現の御力、御開山の御力が、皆様のうえに御加護をもたらすよう、御祈念申し上げます。

日光山秋峰修行を行いました

平成28年9月17日から19日まで恒例の秋峰修行を行いました。本年は勝道上人が大谷川の瀑流を渡り四本龍寺(輪王寺の前身)を建立し日光山を開山されてより1250年の記念すべき年にあたります。
17日、山王院に集合、天下泰平、峰中安全、願主の心願成就のために千巻経(般若心経を千回読誦する行)を行いました。出発前には十界修行を行ない、夜9時30分頃より山に入りました。

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峰中での御法楽

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大雨の中を歩む

峰中の行を修めること約13時間、9月18日朝10時頃二荒山神社に到着。着替え、昼食を取り神社御宝前にて般若心経や御真言を誦え神前法楽ののち中禅寺(立木観音)に向かって出発しました。山中から大雨で道がぬかって大変でしたが、神社から中禅寺への行列、採灯護摩、火渡り(火生三昧)の時は完全に雨が止みました。一同、日光の三所大権現様、開山勝道上人様の御霊威、御加護に感激致しました。(尚、火渡りが終了し行者一同が撤収した後に再び大雨となりました。)

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中禅寺二荒山神社での御法楽

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二荒山神社の門を出発

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二荒山神社境内を歩む。見事に雨が止みました。

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中禅寺の街を行列

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