平成29年 山王院 初午祭のお知らせ

3月8日(水)に山王院 曙両所宮 初午祭を行います。

 


両所とは神明宮と曙稲荷宮の両宮です。神明宮のご祭神は天照大神、曙稲荷のご祭神は豊受大神です。伊勢神宮の内宮、外宮のご祭神と同じですが、伊勢神宮以外のお宮でお二方をお祀りする際には神明宮、稲荷宮とお呼びます。

初午とは旧暦2月の最初の午の日のことで、宇迦御霊神を祀るお祭りです。豊受大神と宇迦御霊神は別の神という説もありますが、共に穀物の神であることから同体としてお祀りします。

 

両所宮は山王院境内ではなく鹿沼市銀座一丁目1878番地にあります。参拝の方は寺務局までご連絡ください。神明宮と曙稲荷宮は山王院のご守護神のお二方でもあります。初午御札のご希望があれば頒布いたします。なお志納料は1,500円です。ご希望の方は寺務局までご連絡ください。

 

丁酉一白水星

今年の干支は丁酉(ひのとのとり、ていゆう)、九曜中宮は一白水星です。除夜会のときにお話ししましたが、火事・水害の多い星回りといわれています。

 

各地で火事のニュースがありますが、過去に丁酉一白水星だった年には1837年(天保8年)大阪大火、1657年(明暦3年)明暦大火がありました。夏には水回りにも注意してください。

 

占星ではこのように説かれますが、やはり日頃の信心を持つことが大切です。信心があれば神仏のご加護が得られ、大難も小難で済みます。

 

平成29年2月の立螺講習会

2月12日(日)に立螺講習会を行いました。

 

 

 

口に頼らず、腹式呼吸でしっかり音が出せるよう発声練習から始めます。

3月は立螺検定ですので、受験者は検定に向けての練習しました。

日光修験の立螺位階は下記となっています。

4等: 乙音がしっかり15秒以上続けられる。

3等: 最高音を除く甲音が出せる。返しが出来る。日光流道中法螺①が出来る。

2等: 甲音の最高音が出せる。日光流道中法螺②が出来る。

1等: 日光流本尊法螺①②が出来る。立螺の基本を全て習得している。

 

日光修験道の立螺講習は、法螺貝の習得を目指す方で修験に理解のある方なら、宗派を問わずどなたでも参加出来ます。ご希望の方は寺務局まで連絡下さい。

 

平成29年 遺教会・涅槃会を修しました

14日に遺教会を修し、15日に涅槃会を修しました。

 


遺教経はお釈迦さまが最期に説いた教えといわれいます。
涅槃会はお釈迦さまの涅槃を記念する法要ですが、大乗仏教における涅槃はただ一人寂滅に入るのではなく、如来の慈悲が永遠に活動することを意味します。
ですから大乗涅槃経には、如来は永遠であり変わることがないと説かれています。