日光市萩垣面の興雲律院の年越 大祭、採灯大護摩供に日光修験山王院が助法出仕致しました。
こちらの境内には、栃木県重要文化財の「鐘楼門」などがあります。
この行事は元旦より2週間行われる「十四日道者」の満願日を祝う 法事が由来とされています。 一年の無病息災、東北の震災復興、原発事故の復興祈願などを致しました。
本日は例年よりも気温もあたたかくとてもよいお天気にめぐまれました。
新年明けましておめでとうございます。
除夜會、修正會が無事に終わり少し一息ついているところです。
写真は山王院故心庵の床の間、お正月御膳の一品です。
御膳は蓬莱山のイメージです。
黒豆が海辺、錦玉子が海の渦です。
数の子が山、また太湖石です。
松の一枝は本物の松です。(法頭作)
これからいろいろな事を発信していきますので
どうぞよろしくお願い致します。
妙華坊
鎮守社とは、御守護神祇の御社です。
山王院の鎮守社では、日本国の南の熊野権現、北の出羽権現、中心の日光三所権現をお祀りしてあります。
特に、お寺では、寺の守り神として、日本の神々をお祀りしてきました。
この三社により、日本国中の全ての修験守護の神々をあらわすのです。
ちなみに、山王院の建立の工事の時、古い土器等が出土しました。
この土器は御産に関係するものと言われ、安産の功徳があります。
産婆さんが、生まれた子どものえな(後産)を、土器におさめ、子どもの成育を祈るものです。
お申込みいただければ、安産霊符をお授け致します。
ただいま、鎮守社建立の勧進をお受け致しておりますので、安産祈願されたい方は、ぜひこの機会に、勧進にもご協力ください。