平成30年3月の立螺講習会・恒例会を行いました

3月4日(日)、3月の立螺講習会・恒例会を行いました。

立螺検定は中止で通常の講習のみ行いました。

午後の恒例会では本堂で月輪観を行った後、護摩壇の六器火舎等の荘厳(しょうごん)と六波羅蜜の関係のお話と、大乗仏教における空即是色の理解が小乗仏教にないのは、小乗仏教における目標設定が大乗仏教と異なるからであるという話がありました。

山王院境内の柚子の木です。冬の味覚である柚子もいよいよ終わりです。今冬はこの柚子をたくさんいただきました。

山王院の山もやっと春めいてきました。

平成30年 遺教会・涅槃会を厳修しました

14日に遺教会を修し、15日に涅槃会を厳修しました。

遺教経はお釈迦さまが最期に説いた教えといわれいます。
涅槃会はお釈迦さまの涅槃を記念する法要ですが、大乗仏教における涅槃はただ一人寂滅に入るのではなく、如来の慈悲が永遠に活動することを意味します。
ですから大乗涅槃経には、如来は永遠であり変わることがないと説かれています。

 

 

平成30年3月立螺講習会・恒例会のお知らせ

3月の立螺講習は今週末、3月4日(日)の午前10時から12時まで、立螺検定が終わり次第行いますので、受講者はご参集下さい。午後には恒例会も行います。

午前9時半からは立螺検定を行います。日光修験の立螺位階は下記となっています。

 

4等: 乙音がしっかり15秒以上続けられる。

3等: 最高音を除く甲音が出せる。返しが出来る。日光流道中法螺①が出来る。

2等: 甲音の最高音が出せる。日光流道中法螺②が出来る。

1等: 日光流本尊法螺①②が出来る。立螺の基本を全て習得している。

 

日光修験道の立螺講習は、法螺貝の習得を目指す方で修験に理解のある方なら、宗派を問わずどなたでも参加出来ます。ご希望の方は寺務局まで連絡下さい。