8月4日(土)、中禅寺主催の船禅頂に参加しました。
船禅頂は日光開山 勝道上人の遺徳を慕い、その遺蹟を巡る修行です。
中禅寺境内で御法楽をした後、乗船し中禅寺湖上へ出発します。
今年は昨年就航した男体号で快適な船旅でした。
船上から各所を参拝し、中禅寺湖を一周します。
千手ヶ浜では全員で上陸し、千手堂へ参拝しました。
この日は快晴で行中ずっと男体山の御姿が見えていました。
8月4日(土)、中禅寺主催の船禅頂に参加しました。
船禅頂は日光開山 勝道上人の遺徳を慕い、その遺蹟を巡る修行です。
中禅寺境内で御法楽をした後、乗船し中禅寺湖上へ出発します。
今年は昨年就航した男体号で快適な船旅でした。
船上から各所を参拝し、中禅寺湖を一周します。
千手ヶ浜では全員で上陸し、千手堂へ参拝しました。
この日は快晴で行中ずっと男体山の御姿が見えていました。
8月1日(水)に男体禅頂を修行しました。
日光修験法頭の九字の後、二荒山神社の神職の手によって登拝門が開門します。
今年は例年に無く気温・湿度が高く、厳しい修行になりました。
山頂では生憎雲が掛かってしまいました。
山頂奥宮と太郎山遥拝社に参拝し、下山しました。
下山後は二荒山神社特殊神事の御内陣参拝を行ないました。修祓等の後、御内陣に入り三所権現の御神像を伏拝いたしました。この特殊神事は男体山登拝祭の期間中、講社のみに行われる御神事です。
8月14日(火)13時30分より盂蘭盆施餓鬼会を行います。
施餓鬼は餓鬼に施すと書きますが、餓鬼とは過去世の貪りの業によって堕ちる世界の生類をいいます。この世界の特徴は求めても得られず、ますます求める心が強くなる世界です。
実際の霊的な餓鬼の世界もありますが、この世の人間の持つ欲しい欲しい、という心がある者がこの世に生きる餓鬼でもあります。ですから施しという行いは自らの貪りの心を知る一つの修行なのです。
この法要の趣旨を知り、参列する者は貪りの心を捨てることができ、その者の先祖も餓鬼道の苦しみを免れることができます。
盂蘭盆会は孝行の教えに基づいています。この法要により7代の先祖が浄土(清らかな世界)に生まれ変わることができるとお経に説かれています。三尺塔婆にご先祖様のお名前を書き供養いたします。
盂蘭盆施餓鬼の法要の後、流灌頂(ながれかんじょう)を行います。
亡くなった方のお名前を紙の塔婆に書き、功徳水の流れで罪障、罪業、悪い因縁を清め宝生如来様、地蔵菩薩様の御加護により、亡くなった方々に安らぎを与える法要です。
御供養を希望される方は寺務局までお申し込みください。
塔婆(三尺:90cm):一体 3,000円
流水灌頂一霊志納:500円
当日参加できない方でも当寺で御供養申し上げます。
三尺塔婆は山王院で供養するか又は各家のお墓にお上げ下さっても結構です。
御供養を希望される方は申込用紙をダウンロード・記入の上、寺務局まで8月6日(月)必着にてお申し込みください。
●申込用紙
平成30年盂蘭盆施餓鬼会申込書
●問合せ・申込先
電話:0289-63-2901(FAX兼)9:00 ~ 17:00
メール:info@nikko-shugendo.com
・電子メールでは必ず「お名前」と「メール以外の連絡先」を添えて問い合わせください。
・携帯メールをご利用の方は「info@nikko-shugendo.com」からのメールを受信できるよう設定してください。
7月8日(日)に立螺講習・恒例会を行いました。
立螺講習では、いつものように全身の力を抜いて腹式呼吸で音を出す練習をした後、峰中で立螺をする際に音を合わせるための練習を重点的に行いました。
午後の恒例会では本堂で勤行と月輪観の座禅を行った後、法頭から法話がありました。
本日は良い修行、悪い修行についてのお話でした。
悪い修行には魔が生じます。
良い修行とはおおよそ、(道場などが)清浄である、師々の伝灯が明らかである、またそれ以前に常識的であります。
常識的とは、仏教の正義(しょうぎ)に叶っているということです。これは奇特(きどく、不思議)の相を示すのは魔を生ずるもととなるので、原因・結果(因果)の教えを基本とするということです。
魔は実態はありませんが、執着により現象を生じます。修行の際には常に清浄を心掛け、修行にも執着しないように気を付けなければなりません。
8月は立螺講習・恒例会はお休みです。
次回は秋峰の初日、9月15日(土)です。