平成29年2月の立螺講習会

2月12日(日)に立螺講習会を行いました。

 

 

 

口に頼らず、腹式呼吸でしっかり音が出せるよう発声練習から始めます。

3月は立螺検定ですので、受験者は検定に向けての練習しました。

日光修験の立螺位階は下記となっています。

4等: 乙音がしっかり15秒以上続けられる。

3等: 最高音を除く甲音が出せる。返しが出来る。日光流道中法螺①が出来る。

2等: 甲音の最高音が出せる。日光流道中法螺②が出来る。

1等: 日光流本尊法螺①②が出来る。立螺の基本を全て習得している。

 

日光修験道の立螺講習は、法螺貝の習得を目指す方で修験に理解のある方なら、宗派を問わずどなたでも参加出来ます。ご希望の方は寺務局まで連絡下さい。

 

平成29年 遺教会・涅槃会を修しました

14日に遺教会を修し、15日に涅槃会を修しました。

 


遺教経はお釈迦さまが最期に説いた教えといわれいます。
涅槃会はお釈迦さまの涅槃を記念する法要ですが、大乗仏教における涅槃はただ一人寂滅に入るのではなく、如来の慈悲が永遠に活動することを意味します。
ですから大乗涅槃経には、如来は永遠であり変わることがないと説かれています。

 

歴史講話を行いました

2/8(水)、奥日光へスキー教室に来た中学生約100人に修験道の歴史と日光修験について講話を行いました。

 

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立蜾・九字・山伏問答・床堅の実演、装束の解説に始まり、縄文・弥生・天平・奈良・平安時代を経て修験道の成立、勝道上人以来、鎌倉・江戸・明治の廃仏棄釈までの日光修験道の歴史についてお話しました。

 

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中学生の皆さんもとても熱心に聞いてくれ、質疑応答ではたくさん質問をもらいました。

 

最後には中学生の皆さんから合唱のお礼もいただきました。

 

明日までのスキー教室の安全をお祈りするとともに、本日の講話をきっかけに皆さんが修験道や日本の文化・歴史に興味を深めてくれることを願っております。

 

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平成29年 星祭を厳修しました

2月5日、星祭を厳修いたしました。

 

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2月1日から本堂に入り、本日が結願法要でした。

日本国の御栄と天下泰平、および信徒各位の厄除開運を祈念いたしました。

 

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三壇での修法です。

 

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尊星王壇です。

 

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恒例のがらまきも行いました。

 

皆様の一年の御平安をお祈りいたします。

日光修験道・山王院の行事をお知らせします。