平成27年11月15日柱源會当日の朝、行者が各地から山王院に集結しました。
出発の鐘の合図とともに、法螺を先頭に山伏行列が本堂に向かいます。
大先達である伊矢野法頭が登壇し、修験道の秘法である柱源神法が修され、さまざまな所作がなされます。
柱源神法のクライマックスである採灯の火柱は高々と燃え上がります。
この柱源神法の採灯は密教の護摩とはまったく異なる修験道に古来より伝わる秘法です。
大先達は十界一如の深秘観を修め、即身頓悟の境涯に住します。
柱源會の法要が終わり、集まった修験者たちに大先達・伊矢野法頭からねぎらいのご挨拶がありました。
柱源會が終わると、月献供と12月8日のお釈迦様の成道會です。