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令和元年7月の立螺講習会・恒例会を行いました

7 月14日(日)に立螺講習会・恒例会を行いました。



今回の立螺講習は、必要な所以外の完全脱力といういつもの基本のおさらいに始まり、更にはもう一歩踏み込んで、初心者に多い口の力みをいかにほぐすかという練習法を、法螺長の指導の下に実践しました。


その後の恒例会では座禅を行った後、法頭から法話を伺いました。


以下その大旨です。

人間は感覚器官を通じて入ってくる情報によって、意識するしないにかかわらず、常に緊張状態にあります。座禅は一般に集中することと云われることもありますが、この緊張状態を解く(リラックスする)ことが大切なことなのです。これにより深く禅定に入ることで、心の持つ分別の働きをを超えることができます。

善悪・美醜・智愚・貧富といった、物事を相対化した概念に囚われた状態が心の持つ分別の働きのあらわれです。

日光修験の宗意にあるように行者は皆、勇猛の信心・菩提心を以って修行を始めますが、修行に執着したり、その方向性がずれたり、分別が強くなると、この 勇猛の信心・菩提心 から離れ、かえって蓄魔の二行と化してしまうのです。


8月は立螺講習会・恒例会はお休みです。次回の立螺講習会は秋峰の初日、9月14日(土)です。