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令和2年度日光修験道山王院 秋の峰入り修行〜其の一

日光修験道山王院の恒例の秋の峰入り修行を行いました。

令和2年9月15日、秋の峰入り修行の幕開けとして、鹿沼市銀座の山王両所院に大宿道場が開かれました。道場では毎日勤行が行われました。

 

 

令和2年9月19日(土)、大宿道場を山王院に移し秋峰修行が始まりました。

今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、例年と異なり一般参加は中止し規模を縮小して、行者数人のみで苦修練行いたしました。

 

 

峰入りに先立ち、山王院の境内で峰入り修行の安全と疫病消除を祈る採灯護摩が厳修されました。今年は慧乗房が採灯護摩導師を務めました。

 

 

お願い事が書かれた護摩札を清らかな護摩の炎をもって加持し、併せて疫病不罹患を祈念いたしました。

 

 

採灯護摩修行の後、山王院本堂で正覚坊を導師として千巻心経が厳修されました。

千巻心経は行者が休みことなく般若心経一千巻を読誦し、仏菩薩・明王・天部・神祇に至心に祈りを捧げる法会です。疫病流行の際には、千巻心経にて疫病退散を祈ったともいわれます。

 

 

簡単な夕食を取ったのち、数名の行者が漆黒の霧雨の中、入峰修行に出発しました。