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男体禅頂(登拝祭)

8月1日午前零時 日光男体山の登拝門が開かれ登拝祭が行われました。開門前に日光修験道により、九字の大事と法楽勤行が行われ、法螺の音と共に登山礼拝が行われました。

本年は、大変な荒天で頂上太郎山拝所での密供時も雷鳴響き豪雨となり山神の荒き御力を感じました。宇都宮、鹿沼、栃木でもこの夜は大豪雨で二荒山(年に二度、雷が関八州を暴れるので二荒と称し、弘法大師来晃の時、二荒(ニコウ)を日光と改めたといい伝えられています。)の名の通りの天候でした。

一合目の旧戒壇にての密供の時も雷音すさまじく豪雨が降りました。人間界も様々な事件、事故、戦争で混乱しています。この大豪雨によって思うことは、国家や集団を離れ、一人の時、自然の荒さに対しては惟、恐れ畏むしか出来ることはありません。すべての人々がこの心を思い出すことが必要であると痛感いたしました。

その後、中宮祠本殿にて御内陣参拝をして世の平安と皆様の息災を御祈念申し上げました。

 

法螺長による山頂での立螺

奥宮

山頂より中禅寺湖を眺める

 

旧戒壇堂にて密供