●盂蘭盆施餓鬼会を厳修しました
8月14日(水)、盂蘭盆會(うらぼんえ)施餓鬼會(せがきえ)をとり行いました。
盂蘭盆會として本堂で光明真言の秘法を厳修します。光明真言の功徳力により、有縁・無縁の方々の罪障消滅、頓証菩提を祈念申し上げました。あわせて、全ての人々が苦しみから解放され、敵味方の対立と戦いが無くなることを念じ奉りました。この法要により、七代の先祖が浄土(清らかな世界)に生まれ変わることができるとお経に説かれています。
山王院の行者一同で阿弥陀経を読誦(どくじゅ)し、光明真言の秘法で卒塔婆(そとば)を加持・開眼しました。
施餓鬼會(せがきえ)では、貪りの業により飢え苦しむ餓鬼、六道衆生や先祖代々過去精霊、無縁仏など三界萬霊(さんがいばんれい)のあらゆる精霊(しょうりょう)に、秘密神咒で加持したさまざまな供物を施し、冥銭(紙銭)を燃して供養し、読経と真言の功徳を廻向します。
功徳池畔では流水灌頂を行いました。地蔵菩薩本願経囑累人天品が読誦される中、有縁の方々のお名前を書いた紙卒塔婆を加持して流水に流します。
最後に皆さまから申し込みをいただき、光明真言の秘法で開眼した卒塔婆を、阿弥陀さま・観音さまがいらっしゃる山王院浄苑にお祀りいたしました。