「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

柱源会のお知らせ

11月17日(日)11時より、柱源会を厳修いたします。


「柱源(ちゅうげん、または、はしらもと)」は修験道究極の奥義であり、修験者たちの間で師から弟子へ密かに口伝として伝えられ、往古にはその名さえも秘されたといわれています。柱源法流は「峰中法流」とも称され、役行者が箕面の瀧窟に霊的なかたちで出現した龍樹菩薩から直接に授けられたものと伝えられています。


当日は柱源採燈の修法を行います。


修法にはどなたでも参列いただけます。
参加希望の方は寺務局までお問い合わせください。


電話:0289-63-2901(FAX兼)9:00 ~ 17:00
メール:info@nikko-shugendo.com
・電子メールでは必ず「お名前」と「メール以外の連絡先」を添えて問い合わせください。
・携帯メールをご利用の方は「info@nikko-shugendo.com」からのメールを受信できるよう設定してください。


令和6年度(第39回)秋峰修行(参)

修行の3日目は、小雨のパラつく中、往古には将軍・日光例幣使と峰中修行の山伏だけが渡ることを許されていた神橋を渡って、行者一同は日光山内のお練り法楽に出発しました。

神橋入口
神橋

「懺悔懺悔、六根清浄・・・」の掛け念仏と法螺吹奏をしながら、常行堂、二荒山神社、輪王寺三仏堂、護摩堂を回って法楽を捧げ、最後に輪王寺御本坊に秋峰成満の御報告と御札を納めご法楽をいたしました。

二荒山神社
輪王寺・御本坊
輪王寺・三仏堂

大宿で出成り法楽の後、行者一人一人に入峰証が手渡され、令和6年度の秋峰修行は結願したのでした。

出成り法要

(完)

令和6年度(第39回)秋峰修行(弐)

「懺悔、懺悔、六根清浄!!」

細尾峠を出発の後、全員で大声で山念仏を張り上げながら進んでいきます。籠岩不動、茶の木平、と進んでいき、中宮祠へ到着しました。ここで、しばしの休憩ののち、おねり法楽をしながら中禅寺立木観音へ向かいます。

中宮祠、二荒山神社
中宮祠・二荒山神社
中禅寺立木観音本堂
中禅寺立木観音 本堂

立木観音本堂で御法楽のあと、秋峰修行大火生三昧が続けて行われます。

お祓い
閼伽
宝剣
松明

各作法で結界内が清められ、採灯護摩が点火され、燃え上がっていきます。

点火
炎が燃え上がる
大先達

更に燃え上がり、いよいよ火渡りが始まります。気合いを込めて神仏と一体になり、火渡りに臨みます。

峰中先達
度衆(2回目以降の参加者)

秋峰修行参加者全員が渡り終わった後、参拝者や観光客も火渡りをしました。

大盛況の火渡りのあとは、中禅寺をあとにし、ホテル春茂登へ向かいます。

(つづく)

 

令和6年度(第39回)秋峰修行(壱)

令和6年9月14日土曜日、秋の峰入り修行のために、一門の行者が続々と山王院に集まりました。

受付の後、心を整え本堂で行われる千巻経修行に臨みます。行者全員で般若心経を繰り返し唱えること約1時間。秋峰修行の無魔成満の他、信徒さんの諸願成就を祈念しました。

続くミーティングでは、各々簡潔に自己紹介を行い、「日光修験道宗意」とともに「入峰の掟」を唱和し、修行援助の所縁に感謝し、同行への和敬を心に刻みました。日も暮れて暗くなってきた頃、すべての電気が消されて行灯に火が入り、薄明かりの中、大宿での十界修行が始まります。

 十界修行の内容は詳らかには書けませんが、峰中での十界修行の前に大宿でその意義を行じるのです。

 十界修行ののち、行者一同は古峰ヶ原の深山の宿から峰入りの行に出立しました。

~~~

小雨と霧の中、深山の宿から山の中へ入っていきます。峰中は例年どおり穏やかであり、我々を受け入れてくださったことが感じられました。

行者岳、大岩岳、ハガタテ平と進んでくると体も慣れてきて、一体感のようなものを感じるようになってきました。途中、難所の一つである地蔵岳で峰中先達より杖加持をいただき、更に進んでいきます。

薬師岳の手前当たりまでくると、睡魔と幻覚が顕れて身体的な疲労もピークになりますが、神仏の加護を得ながらなんとか乗り越え、薬師岳ではご来光を拝み、遠くに富士山を望みながら細尾峠まで下りてきました。

細尾峠でしばしの休息のあと、中禅寺立木観音を目指して進んでいきます。

 
(つづく)