採灯大護摩を厳修しました。

令和3年10月24日 山王院において採灯大護摩を厳修しました。前日(23日)採灯道場にて採灯護摩の仕度(作壇 さだん)をいたしました。当日は晴天、採灯日和でした。入道場、阿字門の作法、問答、お祓い、立螺、閼伽、願文奉読の後点火。識衆(参列行者)の読経。二年ぶりの境内においての採灯護摩でした。本年は採火中特に薬師如来と牛頭天王を勧請してコロナ消伏と人々の心の安寧、和合を特に祈願しました。どうか仏天三宝、護法神祇の御加護が皆様のうえにあります様、祈願いたします。

阿字門作法

道場

立螺作法

斧作法

宝弓作法

願文奉読

 

 

 

 

令和3年日光山入峰修行を執行いたしました。

9月18日、19日と恒例の日光山入峰修行を執行いたしました。
9月15日より大宿道場に於て千巻心経の御祈祷を開白(開始)し、18日当日は結願千巻経、堂内柴灯を修めました。

夕食後、雨の為少々遅れましたが、午後9時出発、古峰ヶ原深山の宿を拝し、その後各拝所に御法楽を捧げ、細尾峠、茶の木平、中禅寺湖畔に到着、中禅寺立木観音、大黒天、続いて二荒山神社に法楽、昼食後日光に下り、常行堂、二荒山神社本社(旧新宮)、日光山輪王寺御本坊に法楽、三仏堂、護摩堂と礼拝し、星の宿(宮)と深沙王を遙拝。

鹿沼山王院に帰着後、柴灯大護摩供厳修、結願法楽、宿出と一連の修行を成満いたしました。

本年もコロナのため、少人数にて執行、天下泰平、日本国の平安、皆さまの御息災平安を御祈り申し上げました。来年ことは普通の入峰ができることを願っています。