成道会を行いました。

12月8日、恒例の成道会を執行致しました。成道会は釈尊が覚りを開かれた聖日で仏教を尊信する人々にとっては御開祖釈迦牟尼仏に思いを致す日であります。釈尊は菩提樹の下で禅定に入られ降魔の後、初禅、二禅、三禅、四禅と禅定を深められ、初夜分、中夜分と宿命等の智を得られ後夜分に至り大覚を得られました。この初禅から四禅に致る禅定は涅槃に御入りになられる時も入られた重要な禅定です。ともあれ、私達にとって、この日は釈尊を本師、大恩教主と仰ぎその徳に感謝の念(おもい)を新たに致す重要な聖日であります。

 

 

新穀献上祭を執行しました。

11月23日、曙両所宮にて新穀献上のお祭りを行いました。先月、新しく収穫した稲の抜ほ(ぬいほ)を作り、干した稲たばを御神前に献じ、豊かなみのりに感謝し、神々のますますの御加護、国の栄えと皆様の息災を御祈りいたしました。

この稲はお宮に一年のあいだささげ、また来年、新穀に取り替えます。皆様も新米を召し上がる時、天地と米を作る人々に思いを致し、お上がり下さい。