新年の両所宮

両所宮の御宝前に御正月の御供を献供いたしました。

御供餅は丸い白餅の上に小豆餡(あん)の赤い四角の餅を載せ松を立てたものです。
御敷の御雑煮は紅白の餅、大根、里芋が入り味噌仕立てです。

両所の大神に神力品を読誦し、一年の平安と信心の皆様の御加護、国泰民安の御祈祷をいたしました。

修正会を厳修しました

1日の13時半より修正会の法要を行いました。当院では金光明曼陀羅を本尊に、金光明経を壇上に安置し金光明四天王護国品を読誦し、鎮護国家の密供(四天王合行供)を修め金光明陀羅尼と宝題を助念しました。本年は脇段で牛頭天王供も修法いたしました。



金光明経は護国三部経(妙法蓮華経、仁王護国般若波羅蜜多経、金光明経)の一つでこの経の功徳により四天王並びに諸々の善神たちが国を護り人々を利益することが説かれています。古来よりこの経は年の始めに読誦講説されてきました。疫病の退散、戦乱の起こらないこと、そして国土が安穏であるように祈念してご祈祷をいたしました。


本年が皆さまにとって良い歳となりますように。

除夜会越年護摩と初聖天を厳修しました

31日23時30分より午前0時を過ぎて1日まで越年の護摩を修しました。



一刻も早い疫病禍の収束と天下泰平・国土安穏、ならびに皆様の本年の幸せをお祈り申し上げました。



越年護摩に続き聖天堂において初聖天供を修法いたしました。聖天様は山王院の護法の大神様です。またご信者方のご祈願を叶えてくださる尊い御守護神様です。正月にあたり、たくさんのご供物を上げてご祈念申し上げました。



聖天様は山王院の護法大神で、またご信者方のご祈願を叶えてくださる尊い御守護の神様でもあります。修法の後、行者だけでなく参詣者全員が法頭から御加持を受け、新年への決意を新たにしました。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

仏の太陽のような輝きが増し、常に正法の宝輪を転ぜられますように。

皆様の上に諸仏、諸菩薩、神々の御加護がありますように。

日光修験道 山王院  敬白



日光修験道では三宝を供養することに加えて神々も供養いたします。

南無日本国中大小神祇