遺教会、涅槃会を行いました。

令和5年、2月14日に遺教会を行いました。釈尊が涅槃に入られる前日に、最後の説法である遺教経(仏垂般涅槃略説遺教経)を説かれました。この日、遺教経を読誦し釈尊の教えをかみしめ、その遺徳を仰ぎ釈尊の御宝号を御唱えました。(釈迦念仏)

2月15日、涅槃会当日は、涅槃会祭文を読み応化肉身(肉体を持った仏身)が滅度(亡くなる)するも、法身(真理の身体)は滅することなく世に常に在ますことを仰ぎ、末代(末の世)の弟子たち、ならびに生きとし生けるものに対する御加護を念じました。釈尊に対する感謝とともに皆様の上に釈尊の御加護がありますことを祈願いたします。

南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏

令和5年星祭り

 

令和5年2月2日から尊星王菩薩法を開白(かいびゃく、開始)し、2月5日に結願(けちがん、修法を満行)いたしました。本尊供(尊星王菩薩供)七ヶ座にあわせて、聖天供三座、護摩供一座、聖天本地供一座、護世諸神供三座、を修め、天下泰平、万民豊楽、五穀豊穣、風雨順時、国土安穏、また願主各位等の厄除け開運、諸願成就を御祈りしました。

尊星王菩薩様は大日如来の特別な三昧の御力により顕れた御姿で宇宙的菩薩様で諸々の星衆(星ぼし)をひきいて災いを消し除き下さいます。

この法が国家的祈祷に用いられた理由として、この菩薩様が国や人々を守護する誓願(お誓い)があるとともに修法中に、人々の存在する南㷔浮堤(この世界)の虚空中に住して、国界を羅衛(国を守り)し人々を守護する観法に深く入るからです。

 

昨今世界で戦争や侵略が行われていますが、この様な秋(とき)こそ尊星王菩薩様の御力により、日本国界を御守り下さいますよう至心に祈念いたしました。

疫病、戦争の不安な時こそ、皆様も尊星王菩薩様を御念じ下さい。

南無尊星王菩薩、南無尊星王菩薩、南無尊星王菩薩