平成28年星祭り・尊星王供

平成28年2月7日に日光修験道山王院で星祭り・尊星王供が厳修されました。

今年で20年目になる星祭り当日は、旧暦の十二月二十九日(2月8日が旧正月)にあたり、来たる年の除災与楽が祈念されました。

 

山王院星祭り1

 

密教系の星祭りでは北斗七星を形成する本命星(ほんみょうじょう)や、節分(立春)からの一年でめぐってくる当年星(とうねんじょう)を供養するやり方が一般的ですが、山王院の星祭りでは尊星王菩薩(北極星の仏格化)を本尊として供養し、大壇には六十四本の仏供蝋燭が立てられさまざまな供物がお供えされ、特別祈願札が授与されました。

 

尊星王供2

 

この法は、古来は勅願によって国家泰平を祈願する御修法(みしほ)であり、密教最極の秘法とされています。

 

尊星王供3

 

護摩供も併修されました。

 

星祭り護摩

 

星祭りが厳修された後、お集まりの多くの参詣者にがらまきが行われました。

 

星祭り・がらまき

 

また当日は鹿沼ケーブルテレビの取材も行われました。