令和4年 星祭り

令和4年2月6日11時より、山王院にて「星祭・尊星王供」を厳修いたしました。星祭り・尊星王供は北極星の化身である尊星王を本尊として、人間の寿命健康・物質などの運を司り、影響を与える星を供養し、悪い力を退(しりぞ)け、良い力が増すように祈願する法会(ほうえ・お祭り)です。古くは勅願(天皇の御願)による御修法(みしゅほ)として修されてきました。

この法会は2月3日の後夜(朝4時)から6日の結願(けちがん。最後の座)まで、聖天供三座、尊星王供七座、護摩供一ヶ座、護世諸神供三座、十一面観音供一座を修し、天下泰平、厄除開運、所願成就、特にコロナ禍の早期収束を祈念申し上げました。

本年もコロナ禍による影響の密を避けるために恒例のガラまきを中止し、少人数の行者で法要を行いました。尊星王のご祈祷の功徳が普く人々の上に行き渡りますよう、重ねてご祈願申し上げます。