柱源會を行いました

この日は柱源(ちゅうげん・はしらもと)採灯供養法を行いました。柱源は修験道の最も深秘、極意の教えで、その実践のひとつがこの法です。その内証の御歌(和歌)が「雲晴れてのちの光と思うなよ もとより空に有明の月」であります。仏になる、なっていないなどの二極分別(ふんべつ)のない境界に遊化することが大切なこととされます。この法は自性そのままの有り様を示すので力を加えずおのずと心もすべて自性のうちに融合します。修法終了の後、別間にて忘年の宴を開催を致しました。