尊星王供(そんじょうおうく)を厳修しました

2月4日(日)午前11時より山王院にて星祭・尊星王供を行いました。このお祭りは人間の寿命健康・物質などの運を司り、影響を与える星を供養し、悪い力を退け、良い力が増すように祈願する法会(ほうえ)です。



本年は2月1日より尊星王菩薩法を開白(かいびゃく)し、2月4日に結願(けちがん)いたしました。本尊供(尊星王菩薩供)七ヶ座にあわせて、聖天供三座、護摩供一座、理趣分供一座、聖天本地供一座、護世諸神供三座を修め、天下泰平、万民豊楽、五穀豊穣、風雨順時、国土安穏、また願主各位等の厄除け開運、諸願成就を御祈りしました。



山王院の星祭は尊星王(そんじょうおう)菩薩を本尊として供養する密教の秘法を修法いたします。尊星王は北極星の神、妙見菩薩ともいいますが、特に根本佛・大日如来の慈悲奇特の顕れである尊星王菩薩としてこの秘法を修して拝むとき、星の力、森羅万象の力を調和させ、この法会を敬い祈願する人々を守護してくださいます。



法要終了後には4年ぶりにがらまきを行いました。子どもたちや大勢の方に参加いただきました。



本年は年明けから役災が続いていますが、皆さまの一年が安らかでありますよう、祈念申し上げます。