平成30年 成道会を厳修しました

12月8日(土)に成道会を厳修しました。


成道会とはお釈迦様が覚りを開かれたことを祝う法要です。


お釈迦様は八千度生まれ変わられ修行の末、この世に生まれ変わって修行されました。今生では始め苦行を重ねましたが覚りを得られず、ブッダガヤの菩提樹の下で禅定に入り覚りを得られました。この時、魔王が軍勢を率いお釈迦様の覚り妨げようとし、弓を引きますがお釈迦様さまの慈悲の力でみな散華となってしまいました。また魔女を遣わしますが老婆と変じ邪魔をすることができませんでした。菩薩の釈尊は初夜分(夜の始め)に天眼通を得られ、中夜分(夜の半ば)に宿命智(無数の過去世を知る智)を得られ、後夜分(明け方近く)に覚りの知恵を得られました。その時、多くの神々が歓喜されました。これより仏の道が開かれました。


山王院ではお釈迦様の法要は全て行いますが、これはお釈迦様をインドにおける修験の太祖として仰ぐからです。