令和元年 秋峰修行を行いました 其之三

其之二から続き)


秋峰修行3日目は日光山内をお練り法楽(おねりほうらく)します。これは日光の諸堂を巡拝して山内の神仏を礼拝するものです。3日目は朝方まで大雨でしたが、法楽中は快晴となりました。



雨のため本年のお練り法楽は神橋(しんきょう)からの出発となりました。神橋を渡り切りできるのは、かつて江戸期には勅使と将軍、入峰の山伏だけでした。


日光山内の寺社を御法楽して巡拝します。


輪王寺門跡御本坊に入峰祈祷札を納めました



輪王寺紫雲閣にて昼食の後、山王院へ戻り出成り(でなり)です。修験懺法を読誦して御本尊様へ無事の満行を報告した後、Aコース参加者には入峰証、Bコース参加者には火渡証がそれぞれ授与されます。



日光三所大権現、峰中本尊金剛童子、開山勝道上人、開祖役行者はじめ諸尊の御加護と御導きの下、無事の満行となりました。