お月さまの瞑想(月輪観)in 恒例会

5月10日(日)に恒例会を行いました。

 

山王院の恒例会で行っている月輪観(がちりんかん:お月さまの瞑想)とは、私たちに本来そなわっている心の本質の光明を、清浄な月輪として体験する瞑想法です。

 

呼吸を静め、自分の胸の中に月輪をありありとイメージし、月輪がしだいに大きくなり自分を包み込み、月輪一体となって心の本質の光明にとどまり、そして月輪をだんだん小さくして胸の中にもどし、すべての現れは心であることをダイレクトに体験し離れないでいる、という瞑想なのですが、詳しくは恒例会で♪

 

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最新の脳科学の研究によると、月輪観などイメージ集中型の瞑想では、自分と他者の区別や身体の境界をつかさどる部位(左の頭頂葉)の働きが低下することで雑念が減り、意志・積極性・喜びと対応する部位(左の前頭前野)が活性化し、集中力が高まります。

 

さらに空間内の位置をつかさどる部位(右の頭頂葉)の働きが活性化し、イメージが広がると同時に、抑うつと関連する部位(右の前頭前野)の働きが弱まることがわかっています。

 

つまり山王院の恒例会で行っている月輪観は、慌ただしい一日に追われている私たち現代人にとって、ストレスの緩和と心の清涼剤としての癒し効果があるということですよね。

みなさんも山王院の月輪観に参加して心と身体を浄化し、ホッとする時間を体験してみませんか。

 

次回の恒例会は6月28日(日)13:30~15:30です。

自由参加で、費用はかかりません。

 

(恒J)月輪観PG

難易度:☆☆☆(初心者向け)